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PROGRAM各地の募集プログラムを見つけることができます。

国際公募2021、そらにおよぐ swimming in AIR(リモートによるオンライン・レジデンシー

特徴

制作スタジオ無し

滞在施設無し

成果発表・オープンスタジオ有り

渡航費助成有り

各種助成・人的サポート有り

対象分野美術

エリア北海道 / 海外 / その他

事業名

さっぽろ天神山アートスタジオ アーティスト・イン・レジデンス

募集期間 2021年4月29日(木) ~ 2021年6月25日(金)
内容 わたしたちは今年もまたいつもの場所から動くことはできないけれど、凧を空に放ち、ゆうゆうと飛ばすことはできそうだ。『物の名も蛸や故郷のいかのぼり』1675年に、京都の俳人伊藤信徳(いとうしんとく)が江戸で詠んだ俳句である。京都で「いかのぼり」といっていた凧あげが江戸では「たこ」と称されていることに反応して詠まれたもので、同じものでも土地が変わると名前も変わることを指摘しているという。庶民の楽しみとして普及していた凧あげを禁じた幕府の「いかのぼり禁止令」をかわすために、同じものなのに「いか」じゃなく「たこ」と言い換えた庶民のユーモアまじりの負けん気、その皮肉やその小気味良さ、楽しさや面白さを諦めない人の業を詠んだ一句なのではないかと私は考えた。俳人に描写された江戸の凧揚げ、凧あげに興じているであろう人々は、いまも創ることを辞めない、そのための移動(=変容)をあきらめないアーティストと重なってくる。たとえ2年目を迎えたパンデミックの渦中に私たちがいても、AIR(アーティスト・イン・レジデンスと”大気”をかけている)の中の揚力とバランスと札幌・北海道という複数の民族のヒストリーが交差する複雑な風のメカニズムが加わって、ふわりと凧があがるとしたらさぞかし楽しいに違いないとわくわくする。だれもが抱えているパンデミック疲れを癒したいという気分でもある。また新しい別の制約に直面するかもしれないけど、それこそクリエイティビティ、AIRの醍醐味ではないか。それらすべて、どうにかして凧あげをしようとする人々、ゆうゆうと空を泳ぐ凧の風景を想起させる。これらはアーティストからの作品、プロジェクト提案、プログラムのコーディネートの方向性、イメージとして、いま私が描いているものだ。どのような状況であれ創造的活動の現場、AIRは自由だから。

*札幌市は、2020年度に引き続き、2021年も海外拠点のアーティストによる日本への入国を推奨しないことにしました。つきましては、招聘アーティストと天神山はリモートでコミュニケーションをとり、オンライン・レジデンシーの試みによりアーティストのプロジェクトを実行します。
*「活動計画」作成の際に必要なリサーチは、応募者自身で行ってください。
滞在先 招聘されるアーティストの活動拠点地域 オンライン上:さっぽろ天神山アートスタジオ、及び北海道内のほかの地域にあるアートスペース、AIR拠点
滞在期間 2021年08月31日(火)〜10月29日(金)
応募資格 1)日本以外の国籍を有し、かつ日本国以外に在住していること。(日本在住の外国人芸術家、海外在住の日本人芸術家は対象になりません)
2)日本語または、英語でスタッフ、同時期滞在中のほかのアーティスト、地域・コミュニティとのコミュニケーションがとれること
3)60日間のプログラム全期間において、自身の活動に集中でき考察・リサーチ活動など制作活動が行えること
4)国際公募AIRプログラム企画意図に沿った活動内容を提案し、滞在期間中は自律的な活動を行えること
5)これまでに日本国内のAIR事業に招聘された経験がないことが望ましい
6)性別年齢不問、ただし学生の場合は大学院生以上
費用/支援内容 1)さっぽろ天神山アートスタジオからの招聘状
2)プログラム期間中における、通訳・翻訳を含むコーディネート
3)プログラム期間の滞在費 300,000円
4)創作活動費(交通費や材料費)100,000円
5)滞在成果報告イベントのための企画・開催予算100,000円*運営者が管理
6)選考委員からの対話型コーチング
7)作品・プロジェクトの実現のためのテクニカルアシスタント
8)自身の心身の健康管理、新型コロナウィルス感染拡大予防のための専門的なアドバイス
選考方法 さっぽろ天神山アートスタジオ公募選考委員会で、応募書類を審査・決定します。審査のプロセスでオンラインによるインタビューが実施される場合があります。
審査結果は、2021年7月11日(日)までに応募者全員へ通知する予定です。

公募選考委員会について
2021年度の国際公募AIRプログラムは国際的に活躍するアーティスト2名とさっぽろ天神山アートスタジオAIRディレクター、本プログラムで協働する道内のAIR団体による選考会で審査し、招聘者2名/組を決定します。
プログラムに関する問い合わせ さっぽろ天神山アートスタジオ 国際公募AIRプログラム担当
TEL:011-820-2140 (火~日)10:00-20:00)
Eメール:application@tenjinyamastudio.jp
応募方法 希望するプログラムのオンラインフォームで情報入力を行う。
その際パスポートなどの身分証明書、活動資料(ポートフォリオなど過去の活動資料)などいくつかのデータのアップロードをオンラインフォームから要求されます。
応募データを送信後、オンラインフォームappから自動的に確認メールが届きます。この自動返信メールが応募者へ届かない場合は、国際公募担当者までお問い合わせください。
オンラインフォーム
https://www.secure-cloud.jp/sf/1619769849SVGwtNEP

注意点
•締切を過ぎた書類はいかなる理由でも受けつけられません。
•提出書類及び資料に不備があったものは選考対象外となる場合があります。
•提出いただいたデータの返却はいたしません。
•応募締切:2021年06月25(金) 日本時間23:59まで
応募に際し提出する内容 *全てオンラインフォームを利用して送付すること
1)個人情報
2)これまでの活動記録(CV及びポートフォリオ、ウエブサイトURL)
3)北海道、札幌を自分の移動の着地点/一時的な滞在地としたリサーチ、作品やプロジェクトのテーマやプラン
・プロポーザル概要とプログラム参加にあたってのモチベーション
・活動の記録及び共有のために試す、用いる手法
・リサーチおよび制作活動の計画と概要
・成果報告の形式・方向性・イメージ
招聘アーティストの義務 1)プログラム期間中の事業及び施設広報への協力
2)プログラム期間中の記録・アーカイブ活動への協力
3)プログラム期間中にアーティスト・トークなど地域・コミュニティとの交流プログラムに参加
4)プログラム期間の最終段階で活動成果報告(展覧会などの発表)を実施
5)自身の心身の健康管理を行い、新型コロナウィルス感染拡大予防につとめること

◼︎注意事項
1) 支給する補助金額を超えて係る経費は招聘者自身の負担となります。
2) 日本と租税条約を締結していない国、または締結していても課税対象となる国から招聘
された 場合、旅費・活動費・交通費補助の支給額より規定の所得税が徴収される場合が
あります。
3) グループなど複数名での応募は可能です。ただし、支給される補助金は1名/組分に限ります。
募集人数 主に美術分野で活動するアーティスト2(名/組)
プログラム・スケジュール 1)応募期間
  2021年04月20日(火)〜06月25日(金)
2)公募結果発表予定
  2021年07月11日(日)
3)プログラム期間
  2021年08月31日(火)〜10月29日(金)
4)プログラム成果報告イベント開催予定
  2021年10月16日(土)〜10月24日(日)
プログラムの詳細 https://tenjinyamastudio.jp/swimminginair.html