2019年に京都にて開催したRes Artis Meeting 2019 Kyotoは、Res Artisとしてはパンデミック前に開催された最後のミーティングとなりました。30の国と地域から170名を超えるアーティスト・イン・レジデンス運営者やアーティストが集った本ミーティングでは、変わりゆく社会経済に対応した新しいAIRモデルを取り上げ、これらの新しいモデルをどのように評価していくべきなのか、AIRはどのように社会と関わり、アーティストのニーズに応えていくことができるのか、また、これらの革新的なモデルはどのように立ち上げられていくのかについて話し合われました(レポートはこちら)。
本ミーティングを経て、小田井真美氏(さっぽろ天神山アートスタジオAIRディレクター)、ハイディ・ホーヘルズ氏(アーティスト、AiR Platform NLコーディネーター)、マリスカ・ファンデンベルフ氏(キュレーター、St. Joost School of Art & Design)等による論考をまとめたブックレットを発刊しました。
オンラインブックレット:
Res Artis Meeting 2019 Kyoto_Creative Encounters: Reimagining Residencies(PDF, 3.37MB)
01 小田井真美|日本のアーティスト・イン・レジデンス概況 風土からの考察、移動するアーティストと受け止める地域、いまのわたしたち
02 ハイディ・フォーヘルス|日本のアーティスト・イン・レジデンスについて-視察、ディナーでの会話、こぼれ話
03 日本の主要なアーティスト・イン・レジデンス、オランダの主要なアーティスト・イン・レジデンス
04 マリスカ・ファンデンベルフ|アーティスト・イン・レジデンス-周縁を演ずる
05 レザルティスミーティング2019京都ドキュメントー創造的遭遇:アーティスト・イン・レジデンスの再創造
06 リー・オーライリン、イライザ・ドーソン|進化から適応へ:国際アーティスト・イン・レジデンスの未来
発行:京都芸術センター
アートディレクション:見増勇介(ym design)
デザイン:永戸栄大(ym design)
助成:オランダ王国大使館
2024.8.5ヨーロッパでのアーティスト・イン・レジデンスの舵取りの仕方
2024.7.19アーカイブ:AIR@EU開設記念 オンライン連続講座「ヨーロッパでのアーティストの滞在制作・仕事・生活」
2024.6.12Acasă la Hundorf 滞在記 アーティスト:三宅珠子
2023.7.5京都市内の滞在制作型文化芸術活動に関するアンケート調査〔報告〕