COALは、現代アート、エコロジー、リサーチの専門家によって2008年に設立された団体で、社会や環境問題に関してアーティストや文化関係者とともに意識を高め、地域を変革し、具体的な解決策を実行する上で創造と文化が果たす本質的役割を推進しています。毎年、COALはアートと環境の賞を設け、ヨーロッパ内での協働を通じて、テーマに関する知識の普及に努めています。芸術活動をするあらゆる国籍のアーティストに開かれ、選考は書類をもとに行われます。受賞者には、フランスでレジデンスに参加する機会が与えられます。定期的にホームページの情報をチェックして、ぜひ応募をご検討ください。［画像：公式サイトより］
40mcubeは、展覧会のためのスペース、制作スタジオ、アーティストやキュレーターのためのレジデンススペースを併設しています。制作した作品の展示や公共空間への介入、レジデンス、作品をコミッションするなどしてその活動をサポートし、また一般に広めています。内省やコンセプト作り、プロジェクトの実現、作品制作のためのプログラムとしてアーティストを受け入れ、工具や機械、材料を備えたプロフェッショナルなスタジオは、創作に適した環境を提供しています。レンヌとリフレでのレジデンスに加え、40mcubeはブルターニュ地方の企業や学校でプログラムも実施しています。［画像：Hélène Bertin, Éléonore False, Ingrid Luche, Bertfalhe, 2019, vue de l’exposition. Commissariat: 40mcube. Production : 40mcube / Cnap. Photo by Margot Montigny]
Triangle-Astéridesは、元タバコ工場を利用して1994年に設立された、マルセイユ拠点の現代アート・センターです。マルセイユを除く国内外からアーティストを招くリサーチ・レジデンスや地元のアーティストが参加するアソシエイト・プログラムでは、イベント、編集プロジェクト、あらゆる観客へのアウトリーチ、意欲的な展覧会を企画しています。個々のニーズに配慮し、観客や招聘アーティストのために、可能な限りすべてのプログラムでアクセシビリティを確保しています（建物はバリアフリーで、リクエストに応じてフランス語の手話や音声文字によるツアーも可能）。年間を通して、創作過程を知るための手引きと観客がアーティストと出会うことを目的に、レジデンス活動を一般に開いています。［画像：photo: Triangle-Astérides, contemporary art center of national interest, Marseille］
地中海を望むカシにあるカマルゴ財団は、芸術と人文科学における創造性、リサーチ、実験、協働のために落ち着いた環境を提供しています。1967年の設立以来、世界中から1500人以上のアーティスト、リサーチャー、思想家を迎えてきました。カマルゴは、公募によるものや招待制などさまざまなプログラムを実施しています。代表的なプログラムはカマルゴ・フェローシップで、毎年14の個人またはグループが選ばれ、10週間のオープンエンドな滞在を行います。詳細はウェブサイトとニュースレターをご覧ください。
1965年にシテ・アンテルナショナル・デ・ザールが設立されて以来、レジデンス・プログラムに参加するために世界中からアーティストが集まっています。私たちは、異文化間の対話を促進し、アーティストが一般鑑賞者や専門家と出会う場を提供しています。パリの中心部において、あらゆる分野の創作やリサーチ・プロジェクトを実施するためのレジデンス施設です。2ヶ月から1年の間、マレ地区またはモンマルトル地区で、アーティストは創作に適した環境で活動し、芸術文化の専門家と出会う機会を得ます。シテ・アンテルナショナル・デ・ザールのチームによる個々に特化したサポートを受けることができます。［画像：公式サイトより］
アーティスト・イン・レジデンスの世界規模のネットワークであるレザルティスは、30年の歴史を持ち、80カ国以上、650人以上のメンバーで構成されています。
DuchCultureが主催するTransArtistsは、アーティスト・イン・レジデンス・プログラム等の、クリエイティブな専門家が一時的に他の場所に滞在し仕事をするための国際的な機会に関する知識や経験を共有することを目的としていいます。
アーツ・イン・レジデンス－ナショナル・ネットワークは、2010年以来、ビジュアル・アートの分野におけるレジデンスのネットワーク化と認知度向上に取り組んでいます。アーティストやアート関係者の倫理的な労働条件を保証しながら、現代的な創作活動の発展を目指す組織によるネットワークです。
