LONGSTAY Program 2020-21
特徴
制作スタジオ有り
滞在施設有り
成果発表・オープンスタジオ有り
渡航費助成有り
各種助成・人的サポート有り
対象分野美術 / 舞台芸術 / 工芸 / 映像 / その他
エリア関東
事業名 | |
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募集期間 | 2020年11月25日(水) ~ 2021年1月8日(金) |
内容 | 公募詳細・応募フォームhttps://www.paradiseair.info/opencall PARADISE AIRでは毎年、様々なテーマや公募内容でLONGSTAY Program(ロングステイ・プログラム)を行なってきました。9回目となる今回のプログラムは、アーティストたちが松戸に滞在する時間のみに成果を求めるのではなく、松戸に来る前や帰っていった後も、時間の余白の中で松戸に想いを馳せる瞬間を見守ります。 PARADISE AIRを支えている松戸の寛容でしなやかな風土と、アーティストたちの接続を試み、実際に松戸にくることが難しいとしても、アーティストのための部屋を空けて待っています。 本プログラムの対象者は国内外を問いません。もちろん、現在日本に居住している方からの応募も歓迎です。また、最終成果物の有形/無形は問いません。アーティストだけでなく、キュレーター、リサーチャーなども幅広く応募することができます。1月8日までにあなたのアイデアと一緒に応募してみてください。 — [12/10追記] この滞在プログラムはe-Residence(オンライン)とResidence(松戸にて)を組み合わせて開催されます。 選出されたアーティストは、オンラインのリサーチと松戸でのリサーチ・滞在制作を一連のプロジェクトとして実施することができます。COVID-19の状況により滞在制作期間に日本入国が叶わない場合であっても、滞在用の部屋はアーティストのために確保されます。 |
滞在先 | PARADISE AIR |
滞在期間 | 2021年 1月– 3月 審査期間 2月3日(火) 選考ファイナリストへの個別連絡(ビデオレター依頼) 2月19日(金) 【1】ビデオレター提出締め切り 3月16日(火) 招へいアーティスト決定・発表 3月20日(土) 【2】オンラインイベント 4月 – 5月 【3】e-Residence 5月29日(土) 【4】オンラインイベント(e-Residenceでの活動を発表) 8月– 11月 【5】Residence この期間のうち最大90日間部屋を空けてお待ちしています ※90日間には日本政府が定める隔離期間14日間を含みます(日本在住者は該当しません) |
応募資格 | ・まちとの対話を楽しめること ・広く芸術分野で活動し、同時代の芸術の創造に関わる活動であること(アーティストの創造活動やリサーチはもとより、芸術関係者によるレクチャー、シンポジウム等も可とする) ・期間中、招へいされた他の作家や地域住民と良好な関係をもって交流ができること ・心身ともに健康状態が良好であること ・上記【1〜4】のプログラムに参加できること ・【5】のプログラムについては渡航・入国状況に応じてポジティブに対応できること ・運営側が提案するスケジュールやルールに柔軟に対応できること ・英語、あるいは日本語でコミュニケーションが可能なこと |
費用/支援内容 | 選出されたアーティストは、下記のオンラインリサーチと松戸でのリサーチ・滞在制作を一連のプロジェクトとして実施することができます。*番号は[滞在期間]内の表記に対応しています。 【1〜2】審査・プラン発表 ・ビデオレター制作費:30,000円/組(ファイナリストのみ、Paypal送金のみ、支払手数料を含みます) ・オンラインシンポジウムのサポート(最終選考通過者のみ) 【3〜4】e-Residence(2021年4月-5月) ・提案内容に応じたリサーチのサポート ・市民とのオンライン交流のサポート ・オンラインシンポジウムのサポート ・広報協力 【5】Residence(2021年8月-11月のうち最大90日間) ・滞在用居室(PARADISE AIR) ・アーティストの居住地から松戸までの往復1回分の交通費(日本在住の方はこの限りではありませんが、交通費には上限があります) ・制作費:200,000円/組(手渡しもしくはPaypal送金のみ、支払手数料を含みます) ・作品や機材運搬のための費用 ・作品発表などのための会場の手配、コーディネート ・市民による生活や制作のサポート ・広報協力 |
選考方法 | ・提出された資料をもとに、スタッフ、外部審査員、地域住民により審査を行います。 審査チームの詳細はこちらhttps://www.paradiseair.info/news/2020/12/03/12520 ・選考ファイナリストにのみ、選出された旨を2月3日までに個別にご連絡します。 ・選考ファイナリストにはプランの説明と自己紹介のためのビデオレター(2分以内)を制作していただきます。 ビデオレターの締め切り:2月19日 スマートフォンでの撮影可。映像のクオリティよりもプラン内容を重視します 最終審査終了後にPARADISE AIRウェブサイトですべてのビデオを公開します ビデオを提出いただいた方には制作費の補助あり ・最終選考の結果は2月末日までに個別に、選考ファイナリスト全員にご連絡します。 ・WEBサイトでの選考結果の公式発表は3月2日を予定しています。 |
プログラムに関する問い合わせ | よくある質問については以下をご覧ください。 http://paradiseair.info/opencall#faq その他の質問は下記のフォームからお問い合わせ下さい。 ただし選考に関する質問には一切お答えできません。 PARADISE AIR お問い合わせフォームhttps://forms.gle/uMmaKccmvCwA3kbr6 公募詳細・応募フォームhttps://www.paradiseair.info/opencall |
アイデア | - 時(とき)を解く – このロングステイプログラムの内容を考えている時に、藤原辰史さん(農業史研究者、京都大学人文科学研究所准教授)による『分解の哲学』*という本を友人より勧められ読みました。第6章「修理の美学――つくろう、ほどく、ほどこす」の中で、「時(とき)」というのは、「解く(とく)」という字が変化してできているという説があることを知りました。それは「あなた」と「わたし」が共有している間に積み重なる時間のことではなく、「わたし」が「あなた」を想う時に、時間が解体されて、時が発生するという考え方です。 「時を解く」ことを意識してみることが今回のLONGSTAY Programを楽しむアイデアなのでは、と想像しここで共有させてもらいました。2021年の8月-11月あたりに直接、会えるかもしれないし、会えないかもしれない。行為の実現の約束が難しい今だけれども、PARADISE AIRではとりあえず時間と部屋を空けて、音楽**でも聴きながら待ってみますね。 PARADISE AIR 宮内芽依 -- *このコロナ禍で、私たちPARADISE AIRがあなたと並存する時間と場所を捉えるヒントになった本です。出版されているのは日本語版のみなので、応募にあたっては、本を読まずに想像力をふくらませてみることも歓迎します。 *https://open.spotify.com/playlist/52aqMkDgTklQsJ8vV1S9wl?si=xC-NyVk8TzmLLDsDeL1OoQ |