青森公立大学 国際芸術センター青森 アーティスト・イン・レジデンス プログラム2024 “SPINNING SCAPES”
特徴
制作スタジオ有り
滞在施設有り
成果発表・オープンスタジオ有り
渡航費助成有り
各種助成・人的サポート有り
対象分野美術 / 舞台芸術 / 工芸 / 映像 / その他
エリア東北
事業名 | |
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募集期間 | 2024年3月1日(金) ~ 2024年4月28日(日) |
内容 | このアーティスト・イン・レジデンス(AIR)プログラムでは、現代美術分野のアーティストはもちろん、キュレーター、リサーチャー等の文化芸術活動を行う表現者を対象として、展覧会、パフォーマンス、ワークショップ、トーク等の活動を、企画段階から、リサーチ、設営、発表の実施、カタログでの記録と配布までACACが全面的に協働します。展覧会の開催は必須ではありませんが、活動を広く知ってもらうために何らかの「交流プログラム」を実施することが必要です。 滞在期間は、最短1ターム(13泊14日)から、今回は最長6ターム(83泊84日)まで、2週間刻みの希望期間となり、表現者がACACの環境を活かして実現したい活動内容と期間が合致していることが推奨されます。2タームの滞在を希望する場合のみ、1ヶ月間30泊31日に滞在を調整していただく場合があります(補助金の要件として調整の必要がある場合のみ)。本プログラムへの参加は、基本的にACACへの実滞在を前提としますが、リモートで行う意義のある活動についてはリモート参加も受け付けます。今年度は1タームの短い滞在期間で行われる意義のある活動に対して、特別に1組を招聘する予定です。 毎年変わるプログラムの名称は、ここに集う表現者の活動内容を規定するテーマではなく、あくまでもACACのAIRの現在形を考え、更新していくための指標です。今回の「SPINNING SCAPES」は、名詞と複合語をつくり「~の風景」の意となる「scape」に、勢いよく回転したり/させたり、糸を紡ぐ様子「spinning」を組み合わせたもの。戦争や地震をはじめとする天災・人災は我々の日常風景を一変させてしまいます。昨今はそのような状況において、表現という手段で、世界に対し何を働きかけることが可能なのか考えさせられることも多くなっています。様々な表現者たちが世界各地からACACに集うことで、それぞれの速度や方法、軌跡なども全く異なる運動が、地域住民や学生をはじめとする周囲の人々や環境を巻き込み、これまでにない光景を出現させることでしょう。そこから私たち一人一人が新たな景色を見出していくことで、このような世界を生き延びていくヒントのような何かについて、一緒に考え始めることができるのではないかと思っています。 〇ゲスト審査員 近藤 亮介 美術批評家、キュレーター。1982 年大阪市生まれ。ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン美術学部(Slade School of Fine Art)卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。ハーバード大学デザイン大学院(Graduate School of Design)フルブライト客員研究員、東京大学教養学部助教を経て、現在、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科非常勤講師。専門は美学芸術学・ランドスケープ史。日英米の芸術・造園の研究を軸に、理論と実践の両面からランドスケープを生活環境として読み解く活動を展開している。編著に『セントラルパークから東京の公園を見てみよう』(東京都公園協会、2023年)、企画・キュレーションに「アーバン山水」(kudan house 、2023 年)などがある。 〇公募人数 ①海外在住で、ACACでの滞在制作(1ヶ月(29泊30日)以上、6タームまでの選択制)をする方:1~2名 ②日本在住で、ACACでの滞在制作(1ヶ月(29泊30日)以上、6タームまでの選択制)をする方:1~2名 ③海外もしくは日本在住で、ACACでの2週間(13泊14日)の滞在制作をする方:1名 〇応募に関する詳しい情報 https://acac-aomori.jp/public/ 〇昨年度のプログラム https://acac-aomori.jp/program/2023-3/ Design: HONJO Hirotaka Photo: KONO Yurika |
滞在先 | 青森公立大学 国際芸術センター青森 |
滞在期間 | 2024年10月2日(水)~12月24日(火)のうち、以下のタームから希望の期間を選択。 ターム1) 10月2日(水) ~10月15日(火) ターム2) 10月16日(水)~10月29日(火) ターム3) 10月30日(水)~11月12日(火) ターム4) 11月13日(水)~11月26日(火) ターム5) 11月27日(水)~12月10日(火) ターム6) 12月11日(水)~12月24日(火) |
応募資格 | a) 現在活動している様々な分野のアーティスト及びキュレーター、リサーチャーなど芸術表現に関わる活動を行っている個人・グループ。(ジャンルは問わない、以下アーティスト等と表記する) b) プログラムの目的を理解し、決定された招聘期間中に滞在及び参加が可能であること。 *ただし、主催者により必然性が認められた場合は、リモートでの活動も可とする。 c) 展覧会を行わない場合は、トーク、レクチャー、パフォーマンス・公演、ワークショップ、学校訪問などの交流プログラムを行うこと。 d) 上記の交流プログラムを、英語あるいは日本語で行うことができること。 e) 健康状態が良好であること。 f) 最低限日常会話程度の英語が理解できること。 g) 展示及びイベントの設営・撤去を国際芸術センター青森スタッフと協働で行うこと。 h) 期間中、他のアーティスト等との共同生活が可能であること(生活にサポートが必要な場合は、事前にご相談ください) |
費用/支援内容 | ・居住地の最寄りの駅から青森駅までの鉄道運賃で、会期中の1回分の往復交通費(上限額は、国内70,000 円、国外150,000 円) ・滞在制作活動費:1ターム 40,000円を支給。 ・展覧会を開催するアーティスト等が別途交流プログラムを行う場合、主催者は、展覧会関連イベント開催費として50,000円を支給。 ・生活費:当館の規程により、滞在中の生活費を支給、上限70泊71日。(参考:1タームの場合:46,200円、満額の場合:225,720円) ・宿泊棟、創作棟の無償貸与 ・滞在中の傷害保険 ・記録集の作成、進呈(20部) |
選考方法 | 提出された資料をもとに、2024年度ゲスト審査員・近藤亮介氏と、青森公立大学 国際芸術センター青森学芸員3名による審査によって選考、決定されます。審査の結果は、2024年6月中旬から下旬に応募者にメールで通知します。 |
プログラムに関する問い合わせ | 青森公立大学国際芸術センター青森 2024年AIR 係 〒030-0134 青森市合子沢字山崎152-6 E-mail: acac-air@acac-aomori.jp *お電話でのお問合せには対応しておりません。 |