今年度、新型コロナウイルス感染拡大による世界的な移動制限は、国内外におけるアーティストの移動を前提としたプログラムを実施する アーティスト・イン・レジデンス( AIR)に、深刻な影響を与えました 。
しかしながら、このような状況下においても、AIR活動を継続するため、ICT等を活用した新たなAIRプログラムを実施するなど、様々な対応と変化もみられました。
こうしたことを踏まえ、コロナ禍以降の事業継続に有益な情報の交換と、更なる国内 のAIR実施団体のネットワークの拡充・強化を目的としたオンライン・シンポジウムを開催します。
本シンポジウムは、文化庁の「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」の採択団体をはじめとする全国のAIR実施団体が、コロナ禍でそれぞれがどのように対応してきたのか、その試行錯誤と取組、考えを共有することで、 次年度以降もAIR活動を発展させていくための活発な意見交換の場とするものです。
なお、これらは国内のAIR実施団体のネットワークであるAIR_Jと連携して記録することで、AIRの今の様子を広く共有します。
日時:令和3年3月18日(木) 午後1時〜4時(終了予定)
実施方法:オンライン(ウェブ会議アプリケーションZOOM)
目的:国内のAIR実施団体が新型コロナウイルス感染拡大により直面した事業実施上の課題と、その対応策等を共有することによって、今後のAIR活動の更なる発展を目指し、AIR実施団体のネットワークの拡充と強化を図る。
対象:
●参加者:「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」採択団体をはじめとする全国のAIR実施団体(30団体程度 先着順)
▶ 活動報告スライド及びアンケートの提出が必要です。
▶ 各団体1名のみが参加できます。
● 聴講者:その他AIR事業を行う全国の団体、AIRプログラムに参加したアーティスト,AIR事業に関心のある方(団体個人問わず40名程度 先着順)
主催:文化庁 共催 :京都市
運営事務局:京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会、特定非営利活動法人アーツイニシ ア ティ ヴトウキョウ[エイト/AIT]
広報協力:AIR_J、舞台芸術AIR研究会、AIR Network Japan
●地方公共団体とAIR実施団体との連携事例の紹介トーク(60分)
「レジデンスとレジリエンス」
スピーカー:須崎充博(伊勢市産業観光部 部長 )、森純平(PARADISE AIR ディレクター)
モデレーター:長谷川新( PARADISE AIR ゲストキュレーター)
●意見交換(60 分)*ZOOM ブレイクアウト機能を使用。聴講者は任意のグループを聴講できます。
進行:若林朋子(プロジェクト・コーディネーター、立教大学大学院
21世紀社会デザイン研究科特任准教授)
ファシリテーター:小田井真美(さっぽろ天神山アートスタジオ AIR ディレクター)、日沼禎子( KESEN AIRプログラムディレクター、女子美術大学教授)、稲村太郎((公財 セゾン文化財団プログラムオフィサー)、若林朋子
●全体まとめ(45分)
[参加・聴講申し込み方法] 先着順(定員になり次第、受付を終了いたします)
○参加希望団体
件名を「オンライン・シンポジウム参加希望」として、団体名・お名前・ご連絡先電話番号を記載の上、運営事務局までEメールをお送りください。受領次第、Googleフォームのリンクをお送りしますので、そちらからお申し込みください 。
Email: airj.office@gmail.com
○聴講希望の団体と個人の方
次のURLより直接お申し込みください。
聴講希望者用 URL: https://forms.gle/rActqhzL7wqXc6RV8
締め切り:令和3年3月5日(金) 23:59
詳細はこちらの案内をご覧ください。参加いただく方は活動報告資料の作成等が必要となります。
「アーティスト・イン・レジデンス事業」オンライン・シンポジウム事務局(京都芸術センター内)
TEL: 075 213 1000
お問い合わせは以下のメールアドレスまで
Email: airj.office@gmail.com
担当:勝冶、志村、東海林