文化庁では、「メディア芸術クリエイター育成支援事業」の一環として、「キュレーター等海外派遣プログラム」を実施します。本プログラムを通じて、メディア芸術をサイエンス、教育、ビジネス等の領域にもまたがって思考し、既存の概念にとらわれず、新しい文化、新しい枠組みを作り出せる次世代のキュレーターや文化プロデューサーとして幅広く活躍する人材の育成を目指します。
令和3年度は、アルスエレクトロニカ(オーストリア・リンツ市)のヴィジョン・哲学・実践を学べる実地研修プログラムを実施します。世界最大のメディアアートフェスティバルである「アルスエレクトロニカ・フェスティバル」の運営のほか、教育、研究、コンペティション等、アルスエレクトロニカにおいて行われている幅広い領域の業務を体験することで、知識やスキルを学ぶことができます。
アルスエレクトロニカ (オーストリア・リンツ市)での約半年間の研修プログラムに参加する、メディア芸術の活動・研究に関わったことがあり、キュレーションやプロデュースの職域に関心のある人を募集します。採択者には、現地までの渡航往復航空賃、支度料、滞在費(規定額)を支給します。
・派遣期間:2021年 5 月~10月(予定)
・採択人数:1名
アルスエレクトロニカの4つの部門における業務を幅広く体験する研修プログラムです。アルスエレクトロニカでは、2つの施設(アルスエレクトロニカ・センター、フューチャーラボ)で学ぶほか、コンペティション(プリ・アルスエレクトロニカ)や、9月に開催されるフェスティバルの運営に携わると共に、自ら小規模なプログラムを企画・実施する機会を持つことができます。
応募期間:2020年12 月14日(月)~2021年1月8日(金)正午
2021年
1月中旬: 一次審査(選考委員による書類選考)
※一次審査通過者のみ、1月22日(金)を目途に結果を連絡
1月下旬: 1/26(火)二次審査(選考委員による面接/日本語)
※一次審査通過者のみ実施
※オンラインまたは都内で実施予定
※二次審査通過者のみ、1月27日(水)を目途に結果を連絡
1/29(金)最終審査(アルスエレクトロニカ・ディレクターとの面接/英語)
※二次審査通過者のみ実施
※オンラインまたは都内で実施予定
2月上旬:採択者最終決定
5月~10月:アルスエレクトロニカにおける研修
必ずウェブサイトより募集要項をダウンロードしてお読みいただいた上で、以下のメールアドレスに必要書類を添付し送付してください。
応募メールアドレス:curator@vipo.or.jp
※件名は必ず、「キュレーター等海外派遣応募書類/(氏名)」としてください。
提出期限:2021年 1 月 8日(金)正午
新型コロナウイルス感染症の流行状況によって、渡航前、渡航後に関わらず、派遣プログラムの内容や期間を変更、または中止とする場合があります。
特定非営利活動法人 映像産業振興機構(VIPO)
映像事業部「キュレーター等海外派遣事業」事務局(担当:長澤・田中)
メールアドレス:curator@vipo.or.jp
ウェブサイト:http://creators.j-mediaarts.jp/r3-curator-project
※土日祝日、及び2020年12月26日~2021年1月3日は休業となります。