メーカー・イン・レジデンスは、文化・創造的実践のコミュニティ・ハブとなっているヴァレッタ・デザイン・クラスターで、デザイナーと作り手に、普段の生活から離れ自分の活動やプロダクトを開発するための新しい方法を考え、リサーチするための時間と空間を提供しています。滞在終了時には、イベントやトーク、ワークショップ、展覧会を通じて、同じような個人や専門家、一般の人々と成果を共有することができます。私たちは、廃棄物の削減、省エネルギー、リサイクル素材の使用など持続可能な製品、プロセス、素材を開発している作り手や、既存の製品、サービス、システムを再考するためにスキルと創造活動をする作り手を歓迎します。これには、プロダクトを生産または消費する新しい方法を開発したり、コミュニティの問題解決のための新しいモデルを創造している作り手も含まれます。また、都市の緑化、アクセシビリティ、コミュニティ参加型のものづくりなど、社会的課題に取り組むプロダクトやサービスを開発している者も、プログラムの参加に歓迎します。[画像:Central Courtyard of the Valletta Design Cluster]
ブリッジ・ガード・レジデンシャル・アート/サイエンス・センターは、団結や連結、橋渡しに重点を置いたプロジェクトに取り組むアーティスト、科学者、その他の領域で活動する人々を支援しています。その内容は、スロバキアのシュトゥロヴォにあるレジデンスに3ヶ月から6ヶ月滞在し、自由に自分のプロジェクトに取り組むことができます。義務と呼ばれるものはあまりありません。国や時代、精神的、社会的、宗教的、政治的な境界を越えて異なる科学分野を結びつけ、さまざまなメディアを駆使して作品を制作する参加者を歓迎しています。私たちは、統合や橋渡し、連結、相反するものの結束、境界の探求と流動性、他者や自己の中の未知と出会うことをテーマに取り組んでいます。
K.A.I.R.コシツェ・アーティスト・イン・レジデンスは、NGOコシツェ2013による欧州文化首都の主要プロジェクトの一つとして2011年に実施され、同NGOは、K.A.I.R.が国際的な活動とネットワークを発展させるための安定した基盤を持つ組織である、クリエイティブ・インダストリーへと発展しました。それから2016年、K.A.I.R.は独立しました。レジデンス・プログラムは世界中のあらゆる芸術分野や表現のアーティストを対象に、コシツェの特異な文化的環境の中でプロジェクトを実現させ、活気ある地元のアートシーンと協働し、国内にも広く紹介するために活動しています。選考は国際的なパートナーの協力のもとで公募に基づき、これまでポーランド、ドイツ、ジョージア、ウクライナ、日本など様々な国からアーティストを招聘、また派遣してきました。
ホース・アンド・アート・リサーチ・イニシアチブは、2015年から始まったユニークなレジデンス・プログラムで、馬に関する知識とビジュアル・アートの融合に興味を持つアーティストのために設立されました。馬とアートにおけるその位置づけに興味のあるアーティスト、美術史家、リサーチャーを募集していますが、オープンな乗馬者も歓迎します。夏に行われる1–2週間の短期集中コースでは、理論、レクチャー、トーク、ディスカッション、馬術、アーチェリー、乗馬の日常的なレッスンが行われ、スタジオで作品制作の機会もあります。このプログラムは、毎年異なるテーマで定期的に開催する予定です。西洋と東洋の伝統から実践の機会をアーティストに提供し、アーティスト、乗馬者、リサーチャーが国境を越えてつながり、専門的なコラボレーションを発展させる可能性を開くことを意図しています。また、馬に関する芸術文化と持続可能な発展の課題との接点を探っていきたいと考えています。[画像:公式サイトより]
COALは、現代アート、エコロジー、リサーチの専門家によって2008年に設立された団体で、社会や環境問題に関してアーティストや文化関係者とともに意識を高め、地域を変革し、具体的な解決策を実行する上で創造と文化が果たす本質的役割を推進しています。毎年、COALはアートと環境の賞を設け、ヨーロッパ内での協働を通じて、テーマに関する知識の普及に努めています。芸術活動をするあらゆる国籍のアーティストに開かれ、選考は書類をもとに行われます。受賞者には、フランスでレジデンスに参加する機会が与えられます。定期的にホームページの情報をチェックして、ぜひ応募をご検討ください。[画像:公式サイトより]
ウィスパ・プログレス財団は、1994年にグダニスクで設立された公益団体で、学際的な展覧会、研究、教育機関として機能しています。団体の重要な柱であるレジデンス・プログラムのヴィスパAIRポートは、国外のリサーチャー、理論家、批評家、視覚芸術のアーティストを、グダニスクをはじめとする沿岸都市とポーランドのアートシーンに紹介することを目的としています。プログラムにはキュレーターやプロジェクト・コーディネーターが伴走し、参加者は財団がもつ創作のためのリソースを利用することもできます。長年の経験を生かし、常に変化し続けるアーティスト、組織、社会の関係に対応する意欲的なプログラムを企画しています。アーティストやキュレーターは、個々に協議のもとテーマを設け、それぞれの分野で数週間のリサーチや実験を行う機会を得ています。[画像:公式サイトより]
BIRCAは、ボーンホルム島の自然と野原に囲まれた、新しいエコロジカルな舞台芸術のためのラボラトリーです。ここでは、アーティストがアイデアやプロジェクトをもとにリサーチして発展させる機会を得ながら、私たちは、議論とそのファシリテーションを通じて、プロセスへの調査・共同創造的なアプローチを積極的にサポートしています。通常は5月から10月まで開いていますが、冬期はよりリサーチのために訪れることもできます。プログラムでは同時に最大6人のアーティストを受け入れており、加えて2つのパフォーミング・グループが滞在することも可能です。周辺の自然環境を受け入れることで、私たちは、繋がり、寛容さ、分かち合いを可能にするエコロジカルな未来のビジョンを共に描きたいと考えています。
Designregio Kortrijkは、より良い未来を想像・デザインして作るために、クリエイティヴなデザイン・コミュニティに参加者を招きたいと考えています。デザイナーのためのレジデンス・プログラムは、コルトレイク地域の創造性、革新性、起業家精神のプラットフォームであるDesignregio Kortrijkによって2014年から開催しています。ユネスコ創造都市ネットワーク(UCCN)であるこの地域では、デザイン・スクールや創造的生産業、国際的なイベント、刺激的な公共スペースなどを通じて、デザイン思考の息吹を感じることができます。毎年異なるテーマを設定して、3ヶ月のプログラムを実施しています。
NEIRO Association for Expanding Artsは、国内外のアーティストの優れたプロジェクトをプロデュース、また支援しています。私たちの目的は、影響力のあるアーティストや理論家とのコラボレーションを通じて、国際的な文脈の中で音楽とアートを紹介することです。そして、チェコ共和国、ヨーロッパ、日本のアーティスト間のコラボレーションを支援・発展させることです。レクチャー、シンポジウム、コンサート、展覧会、パフォーマンス、フェスティバルをすることで、イメージや音楽に新しい視点をもたらします。NEIROスタジオには、充実した図書館や、音楽とオーディオビジュアル制作のための設備や施設があります。レジデンス・スペースは、穏やかでインスピレーションに満ちたブルショビツェの芸術地区にあり、中庭の一角にひっそりと佇む落ち着いた空間は、音楽、映像、文字の創作意欲を掻き立てます。
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アーティスト・イン・レジデンスの世界規模のネットワークであるレザルティスは、30年の歴史を持ち、80カ国以上、650人以上のメンバーで構成されています。
DuchCultureが主催するTransArtistsは、アーティスト・イン・レジデンス・プログラム等の、クリエイティブな専門家が一時的に他の場所に滞在し仕事をするための国際的な機会に関する知識や経験を共有することを目的としていいます。