アーティスト・イン・レジデンス プログラム2020 「OPEN CALL : CALL for OPEN」
特徴
制作スタジオ有り
滞在施設有り
成果発表・オープンスタジオ有り
渡航費助成有り
各種助成・人的サポート有り
対象分野美術 / 舞台芸術 / 工芸 / 映像 / その他
エリア東北
事業名 | |
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募集期間 | 2019年12月16日(月) ~ 2020年1月31日(金) |
内容 | 国際芸術センター青森(ACAC)は2001年の開館以来、アーティスト・イン・レジデンス(AIR)のプログラムを柱に、展覧会、ワークショップ、トークなど、アーティストと市民や学生との交流プログラムを織り交ぜて活動を続けてきました。ACACにはユニークな展示ギャラリーがあり、これまでの公募AIRでは約3か月の滞在期間中に展覧会に参加することを必須としてきました。制作と発表、そして来館者のレスポンスが一続きのプロセスにおいて行われることにACACのAIRの大きな特徴があると言えるでしょう。 上記のようなこれまでの実践を踏まえ、今年の公募ではACACのAIRの幅を拡張することを試みます。まず、展覧会参加を必須とはしません。もちろん展覧会もできますが、展覧会に参加しない方はワークショップ、パフォーマンス、トークなど何らかのイベントを実施してください。また、期間は選択制です。最短で2週間、最長では3か月の滞在を可能とします。短期間の滞在で集中的に制作してワークショップやパフォーマンスを行うことも可能ですし、長期間の滞在で実験を繰り返して作品を深化し、発表することもできます。つまり、ここで何をするかはあなた次第。 私たちACACには、ここでしか提供できない環境があります。本州の北端に位置し、大都市とは異なる文化を有すること。八甲田山のふもとの力強い自然に囲まれていること。巨大な弧状のギャラリー空間を備えていること、等々。この環境を楽しみ、未だ発見されていない強みを私たちと共に導き出し、この施設を思う存分使い倒してみませんか。ACACをハブとして、様々な分野のアーティスト、キュレーター、リサーチャー等が集うことで、表現者同士、そして市民や学生との交流も行われる、創造的な場が立ち現れることを願っています。 |
滞在先 | 青森公立大学 国際芸術センター青森(ACAC) |
滞在期間 | 招聘期間:2020年6月17日(水)―9月22日(火)のうち以下のタームから選択する希望の期間。最短1ターム、最長7タームの選択可。 1. 6月 17日(水)― 6月30日(火) 2. 7月 1日(水)― 7月14日(火) 3. 7月15日(水)― 7月28日(火) 4. 7月29日(水)― 8月11日(火) 5. 8月12日(水)― 8月25日(火) 6. 8月26日(水)― 9月8日(火) 7. 9月 9日(水)― 9月22日(火) |
応募資格 | a)現在活動しているアーティスト及びキュレーター、リサーチャーなど芸術表現に関わる活動を行っている個人・グループ(ジャンルは問わない、以下アーティスト等と表記する) b) 制作、生活に係る全てを独力で行うことがきること c) 展示及びイベントの設営・撤去まで責任を持って行うこと d) 滞在の目的を理解し、決定された招聘期間中に滞在が可能であること e)期間中、他のアーティスト等との共同生活が可能であること f)展覧会を行わない場合は、トーク、レクチャー、パフォーマンス・公演、ワークショップ、学校訪問などの交流プログラムを行うこと g)上記の交流プログラムを、英語あるいは日本語で行うことができること h)健康状態が良好であること i)最低限日常会話程度の英語が理解できること |
費用/支援内容 | プログラムを行うにあたり、主催者とアーティスト等は、以下の条件を含む契約を締結することにより、プログラムを遂行することとします。ただし、招聘条件における主催者からの負担内容は、アーティスト等が単身で来青することを原則としたもので、基本的に同伴者は不可とします。 グループ等複数人での応募も可能ですが、その場合、1グループを1アーティスト等とみなし、旅費、滞在費、制作費など全て1名分の支給となります。また、特別な理由により家族、制作アシスタント等を伴う場合は、必ず事前にご相談下さい。必要が認められた場合、アーティスト等以外の方の旅費、宿泊費(1人1泊2,040円)はご負担いただきます。 この募集要項に記載されている金額はすべて税込みです。 ■ 来青に係る事項 ○ 交通費 主催者は、公立大学法人青森公立大学旅費規程により、会期中の1回分の往復交通費を支給します。 (海外)居住地の最寄りの国際空港から青森空港あるいは青森駅間の1回分の往復交通費。国際線航空運賃はエコノミークラスとします。 (国内)居住地の最寄りの駅から青森駅までの鉄道運賃。 ※アーティストが青森に到着してからの支払いとなります(海外の場合は精算払い)。 ※上限額は、国内70,000円、国外150,000円とします。 ※海外在住日本人アーティスト等の帰国旅費はお支払いいたしません。 ※物品輸送に係る費用は自己負担となります。 ※青森市内居住者の場合、交通費の支給はありません。 ※上限額を超える交通費は、アーティスト等の負担となります。 ○ ビザ 海外居住のアーティスト等は、必要に応じて日本入国の旅券、ビザを取得する必要があります(費用は自己負担)。招聘決定後のビザ取得についてはご相談ください。 ■ 制作、ギャラリーの使用、イベント開催に係る事項 ○ 活動内容 アーティスト等は滞在期間中にリサーチ、作品制作など自身の芸術表現に関わる活動を行う以外に、展覧会もしくは交流プログラムの実施など何らかの活動を行うこと。 ○ 活動費 主催者は、主催者が必要と認める制作活動に係る制作費(調査費、材料費、展示設置費、撤収費を含む)として1ターム40,000円を支給します。 ○ 展覧会関連イベント開催費 展覧会を開催するアーティスト等が別途交流プログラムを行う場合、主催者は、展覧会関連イベント開催費として50,000円を支給します。 ○ 制作場所 主催者は、プログラム中の制作場所として、プログラム期間内に限り、国際芸術センター青森の「創作棟」を無償で貸与します。(共同で使用) *制作スペースは全て共有です。個室はありません。 ○ 制作場所の清掃 主催者は、創作棟の定期清掃を行いますが、アーティスト等の使用の範囲内における清掃は、アーティスト等が行います。また、アーティスト等は、プログラム期間中の制作活動の終了後、すべての施設、備品を原状復帰の状態で主催者に返却しなければなりません。 ■ ACACでの活動について ○ 展覧会 ・作品展示場所および最終的な作品プランは、アーティスト等および国際芸術センター青森スタッフと双方協議を行った上、決定します。 ・展示作業は原則としてアーティスト等本人が行います。展示期間中の作品の定期的なメンテナンスが必要な場合も、アーティスト等が責任を持って行ってください。 ・主催者は、展示に係る演出上必要と思われる素材(キャプション、パネル他)等をアーティスト等と協議の上用意します。 ・仕切りのないギャラリーを使用するため、グループ展の場合、作品に光や音を使う場合は仮設壁の設置やヘッドフォンの使用などについての協議および調整が必要となります。 ○ 展示終了後の作品について アーティスト等は展覧会終了後、作品を自身で撤去しなければなりません。作品を持ち帰る際の梱包は、アーティスト等自身で行ってください。輸送費用は、アーティスト等の自己負担とします。 ○ 交流プログラム 展覧会を行わないアーティスト等は以下のいずれかの交流プログラムを必ず実施してください。 ・レクチャー ・パフォーマンス・公演 ・ワークショップ ・学校訪問 主催者はアーティスト等との協議の上、交流プログラムに必要な材料を用意し、経費を負担します。 ■ 滞在生活に関する事項 ○ 生活費 主催者は、当館の規程により、滞在中の生活費を支給します(ただし、上限を70泊71日とします)。但し、個人的な理由による旅行等で青森県外に出て宿泊した日数分は支給されません。到着が遅れた場合、帰宅日が早まった場合も同様とします。(参考:1タームの場合:59,400円、満額の場合:303,160円) ○ 宿泊場所 主催者は、プログラム期間に限り、滞在中の宿泊場所として、宿泊棟の個室および付帯施設を無償で貸与します(シングルルーム、各19.44㎡)。 アーティスト等は、浴室、キッチンを共同で使用してください。また、主催者は宿泊棟の定期清掃を行いますが、アーティスト等の個室、浴室およびキッチン使用後の清掃は、アーティスト等が各自行います。なお、アーティスト等は、帰宅時に、使用したすべての施設を原状復帰の状態で主催者に返却しなければなりません。 ○ 通信 アーティスト等は、施設内に備え付けられた無線LANでインターネットを利用することができます。 ○ 保険 主催者は、アーティスト等の滞在期間中における傷害に対応した保険契約を実施し、負担します。健康保険等につきましては、ご自身でご加入ください。 展覧会や交流プログラムで発表される作品については保険の対象となりません。 ■ その他 ○ 活動の記録 主催者は、本プログラムにおけるアーティスト等の作品および活動を写真、ビデオで記録します。アーティスト等は、上記記録のためご協力ください。 本プログラムで制作された作品の著作権は、すべてアーティスト等本人に帰属しますが、主催者が記録した写真、映像等の著作権および公益に資する広報宣伝のためにそれらを使用する権利は主催者に帰属するものとします。また、主催者および主催者の了承を受けた者はこれらをすべて無償で使用できるものとします。 ○ カタログ作成について 主催者は、プログラム記録のためのカタログを作成します。また、作成したカタログ20部をアーティスト等に進呈します。 ○ マスコミ対応への協力 アーティスト等は、マスコミ各社からの取材申込みがある場合、可能な範囲での協力をお願いします。但し、創作活動へ支障をきたすと思われる場合、プライバシーを侵害される恐れがある場合は主催者に申し出、取材を断ることができます。 ○ サポーター センターには事務局スタッフとは別に、期間中の制作、通訳、生活を自主的にサポートするボランティア組織があります。サポートの内容については、ガイダンスの際、主催者を交えた双方の協議を行います。 ○ 付記 日本と租税条約を締結していない国、または締結していても課税対象となる国から招聘された場合、制作費、生活費のそれぞれの支給費より、20%程度の所得税(2019年は20.42 %)が徴収されますので、ご了承ください。(詳細は、自国の大使館、関係機関等に問い合わせのこと) また、租税条約締結国の場合、居住を証明する書類が必要となります。 |
選考方法 | 提出された資料をもとに、国際芸術センター青森学芸員および外部審査員平倉圭氏による審査によって選考、決定されます。なお審査結果は、2020年4月下旬に応募者にメールで通知します。 選考日程: 1月31日(金) 募集締め切り 2月上旬 1次審査 2月10日(月) 1次審査通過者へ通知 3月10日(火) 2次審査用書類提出締切 3月下旬 2次審査 4月末 招聘者決定 |
プログラムに関する問い合わせ | 青森公立大学国際芸術センター青森 2020年AIR係 〒030-0134 青森市合子沢字山崎152-6 TEL:017-764-5200/FAX:017-764-5201 メールアドレス:acac-air(at)acac-aomori.jp ウェブサイトhttp://www.acac-aomori.jp/public/ |