国際芸術センター青森 アーティスト・イン・レジデンス プログラム2022 “starquakes”
特徴
制作スタジオ有り
滞在施設有り
成果発表・オープンスタジオ有り
渡航費助成有り
各種助成・人的サポート有り
対象分野美術 / 舞台芸術 / 工芸 / 映像 / その他
エリア東北
事業名 | |
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募集期間 | 2023年3月8日(水) ~ 2023年4月23日(日) |
内容 | 本プログラムでは、現代美術のアーティストはもちろん、キュレーター、リサーチャー等の文化芸術活動を行う方を対象として、展覧会、パフォーマンス、ワークショップ、トーク等の活動を、企画段階から、リサーチ、設営、発表の実施、カタログでの記録までACACが全面的に協働します。展覧会の開催は必須ではありませんが、活動を広く知ってもらうための何らかの交流プログラムを実施することが必要です。滞在期間は、最短1ターム14日間から最長7ターム98日間まで、2週間刻みの希望期間となり、今年度は約3年ぶりにすべてのアーティストへ滞在期間制限を設けることなく開催できることとなりました。基本的にACACへの実滞在を推奨しますが、リモートで行う意義のある活動についてはリモート参加も受け付けます。 ここ数年、世界では感染症による混乱や戦火の足音が聞こえ、私たちは近くの危機への対応を迫られながら、遠くの地への想像力を持つことをさらに要請されているのではないでしょうか。ACACでも都度対策を講じながら、世界中とつながりを持ち続けるための方法を、本レジデンスプログラムを通して考え続けてきました。 今年度のプログラム名称とした「starquakes」は、恒星が生み出す微弱な振動を意味しています。それは誰も観測し得ないものかもしれませんが、どこかで確かに、そのエネルギーは星の生命の証として放たれているのです。創作活動や研究へと打ち込む個々の震えは、発生すると同時に、もしかすると、誰かを巻き込み共振していく力をも生み出しているのかもしれません。このプログラムの名称は、表現者の活動を規定するようなテーマではなく、ACACのAIRの現在形を考え、更新していくための指標です。本レジデンスは最長98日間と、決して長期のプログラムではありませんが、その中でも世界中に散らばっているこれら星々の鼓動と、ACACの場を通して触れ合い、様々な表現者たちや地域住民・学生たちを巻き込みながら共振し合えることを願っています。 〇ゲスト審査員 廣田緑 アーティスト、文化人類学者。名古屋生まれ。愛知県立芸術大学美術学部卒業後、1994年から17年間、インドネシア(バリ、ジョグジャカルタ)を拠点に、アーティスト活動のかたわらオルタナティヴスペースを運営し、数々の展覧会を企画した。帰国後、名古屋大学大学院文学研究科(人類学専攻)においてインドネシア現代美術研究で文化人類学博士号を取得。現在は国際ファッション専門職大学で准教授を務める。主な個展に「交換プロジェクト’07~アジアの記憶~」(愛知県美術館、2009年)、主な著作に『協働と共生のネットワーク インドネシア現代美術の民族誌』(グラムブックス、2022年)、 『バリ島遊学記』(世界文化社、1997年)がある。 〇公募人数 ①日本以外の国籍を持ち、海外在住の方で実際にACACでの滞在制作(1―7タームの選択制)をする方:2名 ※ただし2タームの場合は1ヶ月(29泊30日)以上に調整していただく場合があります。 ②日本在住で、ACACでの滞在制作(1―7タームの選択制)をする方:2~3名 〇応募に関する詳しい情報 https://acac-aomori.jp/public/ 〇昨年度のプログラム https://acac-aomori.jp/program/2022-4/ Photo/ KONO Yurika |
滞在先 | 青森公立大学 国際芸術センター青森 |
滞在期間 | 2023年9月14日(木)―12月20日(水)のうち、以下のタームから希望の期間を選択。最短1ターム、最長7タームまで選択可。 ターム1) 9月14日(木)― 9月27日(水) ターム2) 9月 28日(木)― 10月11日(水) ターム3) 10月12日(木)― 10月25日(水) ターム4) 10月26日(木)― 11月8日(水) ターム5) 11月9日(木)― 11月22日(水) ターム6) 11月23日(木)― 12月6日(水) ターム7) 12月 7日(木)― 12月20日(水) |
応募資格 | a) 現在活動している様々な分野のアーティスト及びキュレーター、リサーチャーなど芸術表現に関わる活動を行っている個人・グループ。(ジャンルは問わない、以下アーティスト等と表記する) b) プログラムの目的を理解し、決定された招聘期間中に滞在及び参加が可能であること。 *ただし、主催者により必然性が認められた場合は、リモートでの活動も可とする。 c) 展覧会を行わない場合は、トーク、レクチャー、パフォーマンス・公演、ワークショップ、学校訪問などの交流プログラムを行うこと。 d) 上記の交流プログラムを、英語あるいは日本語で行うことが出来ること。 e) 健康状態が良好であること。 f) 最低限日常会話程度の英語が理解出来ること。 g) 制作、生活に係る全てを独力で行うことがきること。 h) 展示及びイベントの設営・撤去を国際芸術センター青森スタッフと協働で行うこと。 i) 期間中、他のアーティスト等との共同生活が可能であること。 |
費用/支援内容 | ・居住地の最寄りの駅から青森駅までの鉄道運賃で、会期中の1回分の往復交通費(上限7万円) ・滞在制作活動費:1ターム 40,000円を支給。 ・展覧会を開催するアーティスト等が別途交流プログラムを行う場合、主催者は、展覧会関連イベント開催費として50,000円を支給。 ・生活費:当館の規程により、滞在中の生活費を支給、上限70泊71日。(参考:1タームの場合:59,400円、満額の場合:303,160円) ・宿泊棟、創作棟の無償貸与 ・滞在中の傷害保険 ・記録集の作成、進呈(20部) |
選考方法 | 提出された資料をもとに、2023年度ゲスト審査員・廣田緑氏と、青森公立大学 国際芸術センター青森学芸員3名による審査によって選考、決定されます。審査の結果は、2023年6月中旬から下旬に応募者にメールで通知します。 |
プログラムに関する問い合わせ | 青森公立大学国際芸術センター青森 2023年AIR係 〒030-0134 青森市合子沢字山崎152-6 E-mail: acac-air@acac-aomori.jp ※お電話でのお問合せには対応しておりません。 |