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PROGRAM各地の募集プログラムを見つけることができます。

青森公立大学 国際芸術センター青森 アーティスト・イン・レジデンス プログラム2025「CAMP」

特徴

制作スタジオ有り

滞在施設有り

成果発表・オープンスタジオ有り

渡航費助成有り

各種助成・人的サポート有り

対象分野美術 / 舞台芸術 / 工芸 / 映像 / その他

エリア東北

事業名

青森公立大学 国際芸術センター青森

募集期間 2025年2月17日(月) ~ 2025年4月13日(日)
内容 国際芸術センター青森(ACAC)では、開館からほぼ毎年公募によるアーティスト・イン・レジデンス(AIR)プログラムを行っています。本公募では、アーティスト、キュレーター、リサーチャー等の広く文化芸術活動を行う方を対象とし滞在制作活動の機会を提供します。リサーチや制作、各種イベントの実施から成果発表までACAC学芸員や技術員をはじめとするスタッフがサポートします。また、ウェブサイトやカタログ等を通じてその活動を広く公開します。滞在制作の成果は、作品展示、パフォーマンス・公演、ワークショップ、リサーチ過程の公開、プレゼンテーション等、形式を問わず今回の成果発表の場で発表していただきます。
滞在期間は、2025年10月11日から12月1日の51泊52日をコア期間として、その期間は原則ACACに滞在をしてもらいます。希望する場合は2025年9月15日から12月15日までの最長91泊92日の滞在が可能です。なお、希望する活動内容と期間が合致していることが推奨されます。
ACACの施設改修工事に伴い、2025年度はACACの展示棟ではなく、青森駅に直結するJR青森駅東口ビル内の協同組合タッケン美術展示館(以下「美術展示館」)を成果発表の場所とします。ACACの創作棟と宿泊棟は今年も滞在制作・宿泊場所として使用することが可能です。八甲田山の自然に囲まれたACACの展示棟は馬蹄型で高さ6メートルに及ぶ巨大な空間を持ち、これまでの滞在者の創作活動に少なくない影響を与えてきました。しかし、中心街から離れた場所にあるため、多くの市民にとってアクセスが容易な立地とは言えません。2025年度に利用する美術展示館は多数の商業施設を有するビルの4階に位置し、その窓からは市街地が見渡せます。建物の特性上、ACACの展示棟を利用していたときと比べ、多くのことに対して制約があり、さまざまな工夫を行う必要があります。しかし、そこから生まれる新たなコミュニケーションも2025年度ならではのACACのAIRのあり方と捉えています。
AIRプログラムでは毎年異なるプログラムのタイトルを掲げていますが、その名称はAIR参加者の活動内容を規定するテーマではなく、あくまでも期間中の活動を構想するうえでのひとつの手がかりと捉えてください。2025年度はACACにとって、施設を今後も活用していくために修復とケアを行うメンテナンス期間となります。プログラム名称「CAMP」は、一時的な居住のための場所や技術の訓練などを行うこと、特定の感性や信念を共有する集団、また歴史的にさまざまなマイノリティグループ間で共有されてきた反体制的な美学的感覚をも表す言葉です。表現者が集い滞在する場であることや、都会的な快適さから隔離され自らの表現と向き合うことになるACACの場所性を表すとともに、「CAMP」は非常事態や例外を生き延びていく術でもあるでしょう。
また2025年度は、ACACがアーティスト等を招へいする指名型AIRのイベント、海外の連携AIR団体からの推薦により招へいする表現者のAIRも同じ「CAMP」という枠組みの元で実施します。例年の公募型AIRと比べると状況が異なりますが、そうした中だからこそできることを考え、新たな視座を見出せるような活動を期待します。

〇ゲスト審査員
池田佳穂
インディペンデント・キュレーター。2016年より東南アジアを中心に、土着文化や社会情勢から発展したコレクティブとDIYカルチャーを調査。展覧会、パフォー ミングアーツ、教育プログラムなどを複合した横断的なキュレーションに関心をもつ。森美術館でアシスタントとして経験を積み、2023年春に独立。山中suplexの共同プログラムディレクター、BUGアートセンターおよび「神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond 」のゲストキュレーターを務める。近年の展覧会やラーニング事業の主な企画実績として、「バグスクール:野性の都市 」(BUGアートセンター、2024年)、「みんなで土をラーンする! 」(山中suplex、2024年)、「一人で行くか早く辿り着くか遠くを目指すかみんな全滅するか 」(山中suplex、2024年)などがある。

〇公募人数
①海外在住者:2名程度
②日本在住者:2名程度

〇公募に関する詳しい情報
https://acac-aomori.jp/public/

〇2024年度のプログラム
https://acac-aomori.jp/program/2024-2/

Design: HONJO Hirotaka
Photo: KONO Yurika
滞在先 青森公立大学 国際芸術センター青森[ACAC]
滞在期間 2025年10月11日から12月1日の51泊52日をコア期間として、その期間は原則ACACに滞在をしてもらいます。希望する場合はプログラム期間である2025年9月15日から12月15日までの最長91泊92日の滞在が可能です。

プログラム期間:2025年9月15日(月)-12月15日(月)
コア期間:2025年10月11日(土)-12月1日(月)
応募資格 a) アーティスト及びキュレーター、リサーチャーなど芸術表現に関わる活動を行っている個人・グループ。(ジャンルは問わない、以下アーティスト等と表記する)
b) プログラムの目的を理解し、決定された招へい期間中に滞在及び参加が可能であること。
*ただし、主催者により必然性が認められた場合は、リモートでの活動も可とする。
c) 美術展示館で開催する成果発表の場で、滞在制作の成果を発表すること。(作品展示、パフォーマンス・公演、ワークショップ、リサーチ過程の公開、プレゼンテーション等、形式は問わない。)また、開催期間中に行うゲスト審査員とのトークに参加すること。
d) 英語あるいは日本語で意思の疎通ができること。
e) 健康状態が良好であること。(生活にサポートが必要な場合は、事前にご相談ください)
f) 展示及びイベントの設営・撤去をACACスタッフと協働で行うこと。
g) 期間中、他のアーティスト等との共同生活が可能であること。
費用/支援内容 ・公立大学法人青森公立大学旅費規程により、会期中の1回分の往復交通費を支払います。日本在住者は、基本的に最寄りの駅から青森駅の鉄道運賃計算で支払います。海外在住者は最寄りの国際空港から青森空港と青森空港から青森駅の交通費を支払います。(上限額は、国内100,000 円、国外300,000 円)
・滞在制作活動費:300,000円を支払います。
・成果発表とは別にサブプログラムを行う場合、主催者は、公立大学法人青森公立大学外部招へい者の謝金等に関する規定によりサブプログラムに対する謝金を支払います。ただし、支払金額には上限があります。
・生活費:立大学法人青森公立大学旅費規程により、プログラム期間における滞在中の生活費を支給します。(参考:1泊:約3,300円)
・宿泊棟、創作棟の無償で貸与します。
・滞在期間中における傷害に対応した保険契約を実施し、負担します。
・プログラム記録のためのカタログを作成し、カタログ20部を進呈します。
・リサーチや制作、各種イベントの実施から成果発表までACAC学芸員や技術員をはじめとするスタッフがサポートします。
選考方法 提出された資料をもとに、2025年度ゲスト審査員・池田佳穂氏と、ACACの館長・学芸員等による審査によって選考、決定されます。審査の結果は、2025年6月下旬に応募者にメールで通知します。
プログラムに関する問い合わせ 応募に関するお問い合わせはウェブサイト上のお問い合わせからお願いいたします。
*お電話でのお問合せには対応しておりません。
*お問い合わせフォーム
https://acac-aomori.jp/inquiry/