多分野からなるneimënsterの性格から、ビジュアル・アート、ダンス、作曲、文学、舞台芸術、音楽など、幅広い分野でのレジデンス・プログラムを提供しています。参加の主な選考基準は、プロジェクトの独創性、革新性、社会参与性です。活動の分野と滞在の形態に応じて、1週間から6ヶ月の期間で行われます。滞在中に実現したプロジェクトは、私たちのプログラムの中で展覧会やパフォーマンスとして紹介しています。また、私たちはさまざまな文脈でアーティストと鑑賞者や専門家の出会いを作り、アーティストの創作過程を見ることができるようにしています。[画像:公式サイトより]
BIRCAは、ボーンホルム島の自然と野原に囲まれた、新しいエコロジカルな舞台芸術のためのラボラトリーです。ここでは、アーティストがアイデアやプロジェクトをもとにリサーチして発展させる機会を得ながら、私たちは、議論とそのファシリテーションを通じて、プロセスへの調査・共同創造的なアプローチを積極的にサポートしています。通常は5月から10月まで開いていますが、冬期はよりリサーチのために訪れることもできます。プログラムでは同時に最大6人のアーティストを受け入れており、加えて2つのパフォーミング・グループが滞在することも可能です。周辺の自然環境を受け入れることで、私たちは、繋がり、寛容さ、分かち合いを可能にするエコロジカルな未来のビジョンを共に描きたいと考えています。
プラハから北へ約50キロ、ムラダー・ボレスラフ地方の落ち着いた地域にあるキャビン・スタジオは、新しく開始した国際的なレジデンス・プログラムです。プラハを拠点とするシアターStudio Hrdinůの後援を受けて運営されています。森林を管理する者が住んでいた建物とこの地域は、1880年代に同じ建物に住んでいたチェコの有名なクラシック作曲家ベドルジハ・スメタナと強く結びつき、私たちは音を扱うアーティスト、音楽家、作曲家に主眼を置いています。キャビン・スタジオは、音を扱うアートやダンス、パフォーマンス、ビジュアル・アート、文学などの領域で、あらゆる発展の段階にあるプロジェクトに、集中的に取り組むためのスペースを提供しています。
カモフ・アーティスト・イン・レジデンス・プログラムは、アーティストに新しい環境でのインスピレーションとリサーチ、実験のためのスペースを提供し、アイデアやプロジェクトをコンセプト化し、発展させるための時間とサポートを用意しています。このプログラムは、主にビジュアル・アート、文学、パフォーミング・アーツの分野で活動する、リエカ外からのアーティストのための滞在先として始まりました。滞在中、参加者はレクチャーやワークショップ、展覧会など様々な活動を通して、自らをリエカに住む人々に紹介します。レジデンスはリエカ市文化局が設立し、近現代美術館がコーディネート、リエカ市立図書館とクロアチア文化センター・スシャクが協力しています。[画像:Photo by Tanja Kanazir]
ラテン語で「夜明け」を意味するL'albaは「才能を分かち合う家」を意味し、メラニー・デ・ビアシオによって設立されたアーティスト・レジデンスです。ここは出会い、シンプリシティ、交流の場であり視野を広げる遊び場です。ひとときの休息、温かく心地よい場所、新しい道を自由に試すことができるラボラトリーを提供し、アラン・バシュンの言葉を借りれば、彼らの才能に潜んでいる部分を開花させ「今までに見たことがないものがやってくるように」設えています。応募は随時受け付けており、提案されたプロジェクトと場所の空き状況に基づいて選考しています。レジデンスの対象となる分野はパフォーミング・アーツ、ビジュアル・アート、文学・書籍、歴史です。短期と中期のレジデンスのほか、1–2ヶ月の長期レジデンスがあります。
オールドスクール・アート・レジデンスは、ブルガリア初の国際的なレジデンス・プログラムであり、絵画やドローイング、壁画、写真、インスタレーション、ビデオ、ランド・アートなどと、音楽、ダンス、演劇の分野で創作活動を行うアーティストを受け入れています。レジデンス・プログラムは、大都会がもつ喧騒や工業、消費社会から距離を取るだけでなく、私たちのアイディアや友情、真心を分かち合うアーティストたちの場としての目的もあります。そうすることで課題を見つけ、自らを変える意思を持つ新世代のアーティストの創造に貢献できると考えています。
フランクフルト・ラボは、KfW財団との協力のもと、現代のパフォーマンスやダンス、演劇のパフォーミング・アーツと音楽のための重要な創作の場であり、パフォーミング・アーツにおいて国際的な新進アーティストを育成しています。Frankfurt Moves! アーティスト・イン・レジデンスは、毎年、アジア、アフリカ、ラテンアメリカ、中南米地域で活動する4名の新進アーティストを、ヨーロッパの中心に位置する大都市フランクフルトに4週間招いています。アーティストは本格的なリハーサル室を利用して新しいプロジェクトに取り組んだり、リサーチをすることができます。プログラムには、旅費や宿泊費(2名まで)をはじめとする諸経費が含まれ、またネットワーキングの機会も用意されており、プログラム終了時には、創作の成果を一般公開することができます。[画像:Mehdi Dahkan © De-Da Productions.]
Córtex Frontalは、アレンテージョ州アライオロスにある文化協会Córtexcultによって2016年に創設された学際的な文化プロジェクトです。ここでは、ビジュアル/パフォーミング・アーツ、文学、音楽の分野に関するレジデンス、ワークショップ、展覧会を開催しています。私たちが目指すのは、多分野のアーティストと地元の住民、地域社会との間に活発な対話をもたらし、文化的な活動を促進・発展させることです。The Córtex Frontal houseは、9つのベッドルーム、4つのバスルーム、設備の整ったキッチン、ランドリー、リビングルーム、屋内外のダイニングエリア、スタジオ、ギャラリー、パティオ、庭を備えた800平米の家です。レジデンス・プログラムでは、4週間、多分野のアーティストを集中的に招聘しています。アーティストが知見を地元コミュニティと共有し、地域に深くアプローチすることをサポートしています。
アーティスト・イン・レジデンスの世界規模のネットワークであるレザルティスは、30年の歴史を持ち、80カ国以上、650人以上のメンバーで構成されています。
DuchCultureが主催するTransArtistsは、アーティスト・イン・レジデンス・プログラム等の、クリエイティブな専門家が一時的に他の場所に滞在し仕事をするための国際的な機会に関する知識や経験を共有することを目的としていいます。