Stuudio Labusは、アーティストによって運営され、主に繊維・テキスタイルの分野で活動するアーティストを対象としたレジデンス・プログラムです。私たちの目的は、アーティストの創造性、実験性、内省を育む環境を作り、繊維とテキスタイル・アートの活気ある領域において、技術、経験、つながりを共有するためのプラットフォームを提示することです。タリンの工業地域に位置するスタジオは、元セメント工場の建物の中にあります。滞在期間は最低2週間から最長3ヶ月で、1-2名のアーティストを受け入れることができます。プログラムに欠かせないのは、イベントやワークショップ、スタジオや文化施設の訪問などを通した国内の繊維・テキスタイルのアートシーン紹介です。これらの活動に積極的に参加できるように、アーティストを温かく迎えています。
MASSIAは、タリンから南へ約180km、ラトビアのリガから北へ約140km、バルト海に近い田園地帯に位置し、レジデンスは、森や野原、沼地に囲まれた人口30人ほどの小さな村マシアルの古い校舎にあります。MASSIAは、アーティスト、実践者、リサーチャー、科学者、活動家など、あらゆる分野の個人とグループが、自分たちの活動を考え、今後に活用するためのプロジェクトであり、レジデンス・スペースです。スタッフ主導ではなく、参加者による自主的なあり方が求められます。MASSIAは、外から与えられる機会に応じるだけでなく、自ら芸術的、知識的な制作の原動力となることができる人に適しています。アーティスト、リサーチャー、実践者たちが立ち上げて運営していますが、参加者が創り出す形式にとらわれないレジデンスです。選考はなく、空きがあり、基本原則に同意する限り、誰でも参加することができます。[画像:Kitchen and herbal apothecary, Photo by Rasmus Jurkatam]
KORDONairは、建築や環境と掛け合うアートを促進しています。また、空間や文化の多様性、大自然の社会的・芸術的側面を探求しています。多分野におよぶレジデンスは、ヒーウマー島の中心であるカルドラ市との境界にあるユネスコ生物圏保護区内に位置し、そのミッションは、造られた建築環境と自然環境の関係についての議論をはじめ、国際的なネットワークを構築し、ヒーウマー島民の参加を促すことです。KORDONairは、2018年、歴史的な国境警備隊の家(1830年)で始まりました。アーティスト、建築家、映画制作者、リサーチャーなどにその機会を提供し、批評的に周辺環境と関わりながら、滞在の最後には、展覧会やワークショップ、オープンスタジオなどを通して参加者が地域コミュニティと出会うように企画されています。[画像:KORDONair]
Kullaaugu Film and Site-specific Music Residencyは、世界中の映画制作者と音楽家や作曲家を集め、特に映画や定められた環境のための音楽を創作します。レジデンスは、タルトゥから30km離れたエストニア南東部の美しい田園地帯の村、アーヤで行われます。映画、アニメーション、映像のアーティストとコラボレーションすることで、周囲の自然環境からインスピレーションを得て、オリジナルのサウンドデザインや音楽が生まれます。私たちの主な目標は、Kullaauguをハイレベルな北欧の映画音楽レジデンスに発展させ、オーディオビジュアル・アート愛好家の間で名高いイベント会場にすることです。
アーティスト・イン・レジデンスの世界規模のネットワークであるレザルティスは、30年の歴史を持ち、80カ国以上、650人以上のメンバーで構成されています。
DuchCultureが主催するTransArtistsは、アーティスト・イン・レジデンス・プログラム等の、クリエイティブな専門家が一時的に他の場所に滞在し仕事をするための国際的な機会に関する知識や経験を共有することを目的としていいます。